春と言えば新生活!
みなさまいかがお過ごしでしょうか?
私は新年度のお仕事運…つまり金運アップを願って、豊川稲荷東京別院に参拝してきました。
豊川稲荷東京別院
「豊川稲荷東京別院」とはその名の通り、愛知県にある豊川稲荷のご分霊です。
稲荷…と聞くと、一般的に稲荷神社を想像しますが、豊川稲荷は豐川吒枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)を祀った寺院です。
なので、参拝の仕方がいわゆる「二礼・二拍手・一礼」ではなく、静かに手を合わせるのがマナーなので注意しましょう。
吒枳尼眞天…いわゆる「ダキニ天」は福をもたらす神様と言われており、
- 諸願成就
- 技芸上達
- 厄除け
- 開運
- 五穀豊穣
- 商売繁盛
- 家内安全
- 病気平癒
- 出世
といった様々なご利益があるとされています。
今日はその中でも商売繁盛にフォーカスして参拝したいと思います。
本殿
入ってすぐ、立派なお狐様を抜けると本殿があります。
そもそも、何故寺院なのにお狐様?と思うかもしれませんが、このお狐様はいわゆる眷属(けんぞく)で、ダキニ天の使いであると言われています。
しかし、ダキニ天は本来はインドがルーツの神様なので、本当は狐ではなくジャッカルだそうです。日本にジャッカルは居ないので、それがお狐様として現代まで残っているんですね。
私はこのお狐様モチーフが好きなので、こういった大きな稲荷神社は非常にわくわくします。
融通稲荷
融通稲荷は財宝を産む尊天様。
黄色い袋に入った「融通金」をいただくことができます。
私も財宝が生まれることを願って、融通金をいただいてきました。
融通金は1人1つまでです。またいただいた融通金は、1年後に奉納しに来る必要があるので、忘れないようにしましょう。
弁財天
融通稲荷の奥には弁財天が鎮座しています。
ここには泉があり、銭洗いをすることができます。
「銭洗い弁天」とは、泉から湧く霊水でお金を洗ことで「福銭」となり、その福銭を使うことにより福が舞い降りると信じられています。
折角なので、私も参拝ののちにお財布の中の小銭をじゃぶじゃぶ洗いました。
三神殿
さらに進むと、ずらっと並ぶお狐様たちが。
このお狐様たちの奥には「三神殿」があります。
ここには「宇賀神王」「太郎稲荷」「徳七郎稲荷」が鎮座しています。
中でも宇賀神王は繁栄をつかさどっており、商売繁盛を願って参拝する人が多いそうです。
愛染明王
三神殿の裏に行くと、雰囲気がうってかわって優しい空間ができています。
ここには「愛染明王」が祀られており、縁結びを願を願ったハート型の可愛い絵馬が並んでいました。
今回の趣旨からは少し外れますが、私にも良縁が訪れるよう、ここでも手を合わせます。
霊狐塚
境内にひときわ目立つ、お狐様が大量に鎮座するゾーンがあります。
ここは「霊狐塚」といって、願い事がかなった参拝者が奉納していったお狐様たちを供養するところです。
様々な表情のお狐様たちがいらっしゃり、神秘的な雰囲気でした。
いなりん
霊狐塚になんだか異彩を放つ狐が1匹…。
そう、この子がいなりんです。
いなりんは豊川いなり寿司のイメージキャラクターで、背中からはお米があふれ出ています。笑
愛知県豊川市PRのゆるキャラらしいのですが…かわいい~~♡♡
狐が好きな私には、ツボなキャラクターでした。
いなりんの存在はこの日はじめて知りましたが、もしグッズなどを見つけたら今度購入してみたいです。
今回の御朱印
豊川稲荷東京別院は寺院なので、厳かでゴージャスな御朱印です。
美しくてついつい見てしまいます。
豊川稲荷東京別院は、狐大好きな私にはとても癒される場所でした。いなりんとの出会いもありましたし。
今度は別院ではなく、豊川にある豊川稲荷本山にも参拝したいです。